ハチドリ計画について

    ハチドリになろう! ハチドリ計画は、生命豊かな地球を未来の世代に手渡すために、 一人ひとりの「私にできること」を集めていきます。

    ハチドリ計画立ち上げに寄せて

    地球温暖化みたいな大きな問題を前にして、ぼくたちは無力感におそわれがちだ。 皆さんの中には、ぼくのように、家や職場の電気をこまめに消したり、なるべく車を使わないようにしたり、 牛肉やエビを食べる量を減らしたり、自動販売機を使わないようにするために、水筒を持ち歩いたり、 使い捨てを少なくするためにマイ箸やハンカチを持ち歩いたり、たまに電気を消してキャンドルナイトをやったり、 している人がたくさんいると思う。でも、時々、「そんなことをして何になるんだ?」という声が どこからか聞こえてくるんじゃないかな。そんな時、どうか、このハチドリの物語を思い出してほしい。 そして、このお話の後に、一体、 何が起こったかを想像してみてほしい。ハチドリの努力も空しく、 森はすべて焼け野原となってしまったのか。あるいは、ハチドリを笑っていた動物たちが、それぞれ、 「私にできること」をやり始めて、 めでたく火を消しとめることができたのかも。トラが後ろ足で泥をかけ、 ゾウが長い鼻をホースにして水をかけたり。 ハチドリのお話の次の場面を想像することは、誰にでもできるよね。 今年はトリ年。経済やビジネスの世界では相変わらず、ヨコドリとか、ブンドリとか、イイトコドリが飛びかっているけど、 ぼくたちはハチドリでいこう。さあ、家族や友だちにハチドリの話をしてあげてほしい。それもまた「私にできること」  辻信一